工房デザインランド
“住まいの塗り替え…その目的”
■美観…見た目も美しくスッキリ。
■保護…対象物を劣化から保護。
■機能…目的により対象物に機能性をもたせる
住まいのメンテナンスは決して避けて通ることはできません。
外装の塗り替えに関しては内装に較べ、それほど認識されてない方も多いようです。
外装は屋根・外壁・軒・破風等々、直射日光(紫外線)、風雨、湿気などの
影響をまともに受け、劣化は確実に進行します。
劣化が激しくなる前にメンテナンスを心掛けて下さい。
手遅れになると、地調整が困難になり、どんな塗装でも効果を100%発揮できなくなります。
また大工さんや左官屋さんなど、塗装工事以外の職人さんが必要になりますので
当然なから費用も十万円単位で膨らむ可能性があります。
早めのメンテナンスは予算や見た目の仕上がりの面からも結果的に有利なります。
“ローコストで最大限の効果を発揮するのが理想の塗り替え工事 です”
屋根の葺き替えや壁の張り替え工事などはコストが高くつきます。
屋根や壁の既存の仕上げ材を保護するのが塗り替え工事の目的です。
考え方は様々でしょうが・・・
適材適所で計画的に定期的な塗り替え工事をお勧めします。
“以上のような内容を含め打ち合わせの段階で説明”
外装の部位や素材(屋根・壁面・木部・鉄部など)により劣化のスピードが変わります。
また自然環境や方角でも変化します。
例としては、モルタル壁では10年としても妻側の破風板が木であれば
極端な場合、3年くらいで劣化(塗装の剥離)が進んでしまいます。
屋根・壁面・破風・軒天・雨戸戸袋・雨樋・板金金物等、総合的で効率の良い
メンテナンスが必要となります。
以上を踏まえて…
■適材適所でリフォーム後の先のことまで考えてコストパフォーマンスに優れたプランをご提案。
■工事は一級塗装技能士を取得の職人さんが施工。
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■お打ち合わせ・調査…
希望等をお伺いし、現場調査。
建築図面、塗装場所に関する資料等があれば、用意してください。
■お見積りの提出…
お打ち合わせ・調査より数日から一週間程度にてお見積書をご提出。
資料・サンプル等を含めて内容を判りやすく説明。
ご検討の上、よろしくお願いします。
■ご注文…
無理(強引)な営業はいたしません。よろしければ注文をお受けします。
併せて、工期、使用する材料の色合い等のお打合せ。
■下準備及び足場…
工事に入る前に近隣へのご挨拶・その他、事前の段取り。
安全に作業を行うための足場組・飛散防止用ネットの設置。
■高圧洗浄…
壁や屋根の埃、カビ等の汚れの取り除きます。
脆弱な古い塗膜についてもこの工程である程度まで取り除く。
■下地調整…
塗装前の処理、塗装が本来の性能を発揮するための作業。
既存塗膜の剥離やふくれなどを除去し、下地面の付着物や汚れを取り除く。
・剥 離、割れ、破損、不陸(段差)、目違い等を補修、修正。
・コーキング等の下地補修(ひび割れ部分などの調整)
・その他、下地の不具合部分の処置。
場合により、木工事、板金工事、左官工事、その他の専門の職人が作業。
■養生…
窓のサッシやガラス等の塗装しない部分や植木などが傷ついたり
汚れたりしないようビニールシートやメッシュシートで保護します。
■塗 装(下塗り)…
旧塗膜(下地)と中塗りに用いる塗料又は上塗に用いる塗料との接着剤の働きをします。
下地の吸い込み防止、生地固め、アク止め等の 効果もあります。
下塗りに用いる塗料はシーラーといい、鉄部では錆止め塗料とも言います。
微弾性フィーラーのように下地調整とシーラーの機能を兼ねる 場合もあります。
■塗装(中塗り)…
下塗りに用いる塗料と上塗に用いる塗料との接着剤として働きます。
■塗装(上塗りor 仕上げ塗り)…
上塗りに用いる塗料は、色や艶など仕上げに用います。
文字通り仕上げ面になる塗装です。
■足場撤去、片付け…
仕上がりをチェックし、確認後に足場をバラします。
清掃等を行います。
“塗り替え工事の流れ”
‘仕上がりのイメージ”
“塗料(塗装)の役割と目的”
三つに大別され、目的により様々な塗料があります。
役割と目的対象物の保護…防食・防湿・防水・耐火・耐油・耐薬など
美観…彩色・光沢・美化・平滑化・模様など
機能性の付与…汚染や付着防止・殺菌・伝導性の防止・反射など
“塗料は何からできているのか?”
塗料は顔料・樹脂・添加剤・溶剤で成分構成されています。
そして、顔料以外の塗膜形成要素を総称してビヒクル(展色材)と呼びます。
ビヒクルは顔料の粒子を均等に塗料の中に分散させます。
ビヒクル(vehicle)とは英語で「荷車」「運搬手段」といった意味があり
まさに塗料とするための“荷車”的な役割を担っています。
通常の塗料は顔料・樹脂・添加剤・溶剤(水も含みます)で成分構成され
水は空気中に自然蒸発し、シンナーなどの揮発性のある溶剤は
化学反応で気化しますので塗膜として残りません。
水を溶剤としたものを総称して水性塗料と呼びます。
油、シンナー、アルコールなどを溶剤としたものを油性系塗料、溶剤系塗料と呼びます。
“顔料”
顔料は溶剤に溶けません。そして、顔料が色彩を決定します。
顔料が水を含めた溶剤に溶けるものは染料と呼びます。
石油から精製した合成顔料が有機顔料です。
有機顔料は種類も多く色彩も豊富で塗料の主流となっています。
自然の鉱物などからつくられたものが無機顔料です。
種類も多くなく色彩もある程度限られます。
体質顔料はパテや下塗り材料などに必要に応じて使われます。
特殊顔料は目的に、より適した機能をもたせるための顔料です。
顔料は紫外線により破壊され退色は避けられません。
一般的に鮮やかな色相は耐候性に劣る傾向があります。
“樹脂”
よく耳にするアクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料などはこの樹脂名のことです。
塗膜の主要素であるこれらの樹脂の特徴が耐候性や耐水性などの塗膜性能を決定します。
住まいの塗り替えに関しての塗料用樹脂の耐久性を比較しますと
アクリル樹脂<ウレタン樹脂<シリコン樹脂<フッ素樹脂の順で優れているといわれています。
塗料メーカーや施工業者などから一般的に
アクリル◯~◯年、ウレタン◯~◯年、シリコン◯~◯年、フッ素◯~◯年程度など
耐用年数の目安もありまが、あくまでも目安です。
場所の環境や施工精度によっても、かなりな違いがでてくるのも事実です。
最近では、住まいの塗り替えにはシリコン樹脂系・ウレタン樹脂系がコストパフォーマンスの面で優れています。
“添加剤”
添加剤は塗装の目的とする機能や用途に応じて添加されます。
防かび剤や乾燥剤、つや消し剤などがあります。
含まれている量も少量のため塗膜形成後、徐々にその効果は減少します。
“溶剤”
溶剤自体は蒸発して塗膜とはなりません。
塗料を適正な粘度に調整(希釈)したり、塗面の仕上がり性をよくするために使用します。
水を溶剤としたものが水性塗料、シンナーを溶剤としたものが溶剤系塗料です。
住まいの塗り替えに関して、以前は水性系より溶剤系のほうが
優れているといわれましたが、現在ではほとんど変わりはありません。